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2014

勉強会⑱ 「成熟すること」

「成熟」するということ
 →歳を重ねるだけでは成すことはできない。

 〇成熟するため欠かすことのできない条件

 先行世代(父・母)に、意見が対立する態度をとる自分と同性であり最低二人以上の成人が必要である。

=生きていく中で、二つ以上の命題の間で葛藤することが成熟のための必須条件

→成熟する為のロールモデルは一人では足りない

 

 <核家族のような単一の意見の中で成長した場合>
=無矛盾的行動規範の中で子供は育つ
選択肢が一つであるため葛藤しない
子供は成熟しない(=子供を成熟させないこともできる)

 

◎よって、「矛盾」は成熟に必要である。

どう振る舞って良いか分からない状況に陥っている事況そのものを、自分の思考の対象にして分析したり、他の人と意見交換をしたりしながらその事況を脱するための有効且つ有益な対処法を引き出せるのが「成熟した大人」(=成人)と言える。

成熟していない人がそういう事況に陥った時。多くの場合固まってしまう(=フリーズ)。
(更にハードでタフな状況になった時、生死にかかわる危機に陥る。)

→人生はこの繰り返し

・単一のロールモデルだけでは、フリーズしないように成熟することはできない。

・矛盾や謎と葛藤しながら生活しなければならない。

 

矛盾を止揚(ドイツ語でアウフヘーベン)する。

=異なる意見の中でそれらを統合させてより良い考えを生み出す。

 

成熟するために必要なことがもう一つある。

 違う意見が行き交う矛盾的な環境の中で葛藤した末、無矛盾的な環境になること。

例えば、幼い自分の周りに母親と父方の叔母がいて、私の子育てに関してああでもないこうでもないと意見を交わす。それらの異なる意見、つまり矛盾した二つの意見・態度であるが、どちらが真ではなく、私を「成熟させてくれる」という点に関しては二人の目的は同じである。つまり私の中で二人の意見・態度は止揚に向かい、無矛盾的になるわけだ。

☆このフレームワークは自らで導き出す。
      ↓
どちらか片方だけの意見を取り入れることではない。
 
⇒こういう成熟はいつまでも続く。

 
?なぜ自分と同性の二人なのか。

核家族の場合、同性の二人以上の成人と生活することはない。その時の葛藤の素となる二意見を発するのが父と母である。父と母との「性間の対立」では、自分と同性の方の意見に従えばいい。このことは、同性間より処理がしやすく、選択が簡単で葛藤がない。

 しかし、問題点がある。

後期資本主義社会の現代

→母が父性原理化してきている。

国や権力、威信(プライド)、お金、情報などの男が生み出した幻想にとらわれてきている。

※レヴィ・ストロース(フランスの社会人類学者・民族学者)の構造主義

 
〇「自立」するために、また「成熟」するために向かうべきこと。

 母親殺し

 父親殺し

両親に甘えず、自分の中でこの存在を断ち切る。

 

なによりも大切なことは自分が直面していることに向かっていくことである。

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